2025/07/17

Taiwan Today

外交

卓行政院長が日本台湾交流協会の大橋光夫会長と会談

2024/08/27
卓栄泰行政院長(右)が26日、日本の対台湾窓口機関・日本台湾交流協会の大橋光夫会長(左)と会談し、台湾がCPTPPに加入すれば地域の経済と繁栄に貢献出来ると訴えた。(行政院サイトより)
卓栄泰行政院長(=首相)が26日、日本の対台湾窓口機関・日本台湾交流協会の大橋光夫会長率いる訪問団一行と会談した。卓行政院長はまず、大橋会長に対して「おかえりなさい」と歓迎、大橋会長は13年前から同協会の会長を務めており、台日関係の発展に極めて大きな貢献を果たしたと称えた。
 
卓行政院長は、台湾が重大な事件に見舞われるたびに日本の政府と国民はすぐさま最大の思いやりと最も温もりに満ちたサポートを台湾に届けてくれるとして改めて感謝。同時に、台湾は台湾海峡及びインド太平洋地域の平和と安定を保つ任務を負っているとして、より多くの国際問題に実質的に参与出来るよう願った。また、日本とも十分に連携し、いかなる国際組織においてもより多くの支援を受けられることを希望、とりわけ「『環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)』に台湾も参加出来れば、地域の経済と繁栄にさらなる貢献を果たせるだろう」と述べて、台湾のCPTPP加盟支持を訴えた。
 
卓行政院長はさらに、自身とまもなく退任する謝長廷駐日代表(=大使)、ならびに新たに駐日代表として赴任する李逸洋氏との関係は非常に密接だとし、台日関係が謝代表のこれまでの努力と李新代表のこれからの努力の下、深化を続けることを願った。李逸洋氏と卓行政院長はいずれも1989年に台北市議会議員になっている。
 
日本台湾交流協会の大橋会長は、日本と台湾の関係は世界の模範だとしていっそうの関係発展を希望、台日の友好的な関係を手本として世界に示し、世界が見習えばこの世界から戦争が無くなるだろうと語った。
 
 

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