日本とオーストラリアの外務・防衛閣僚協議(2プラス2)で、台湾海峡と南シナ海の平和と安定への支持が表明されたことに対し、外交部が5日、プレスリリースを出して歓迎した。以下、その内容要約。
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日本の上川陽子外務大臣、木原稔防衛大臣と、オーストラリアのペニー・ウォン外務大臣、リチャード・マールズ副首相兼国防大臣が9月5日、メルボルン近郊で外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を行い、双方が戦略的協力・安全保障協力を深化させていくこと、ならびに台湾海峡の平和と安定の重要性について一致した。双方はまた、南シナ海などにおける力または威圧により現状変更を試みるいかなる一方的な行動にも強く反対する立場を表明した。外交部(日本の外務省に相当)はこれを高く評価すると共に心から感謝する。
台湾海峡と南シナ海の平和と安定の維持はすでに全世界の共通認識になっている。外交部は理念の近い国々が引き続き国際的な場で関心を寄せ、武力による現状変更の試みに反対すること、そして実際の行動でルールに基づく国際秩序を確保することを歓迎する。わが国はこれからも「価値外交」を推進し、インド太平洋地域における民主主義、平和、繁栄を守っていく。