2025/07/17

Taiwan Today

外交

ツバルの国会議長が台湾を訪問、まずは韓国瑜立法院長と会談

2024/09/11
南太平洋の島国ツバルのイアコバ・イタレリ国会議長(左から5人目)と夫人(同4人目)が10日、中華民国政府の招きに応じて台湾を訪問した。空港では外交部の田中光政務次長(=副大臣、同7人目)が一行を出迎えた。一行は今月14日まで滞在する。右から5人目は公共事業・インフラ建設・水資源省のAmpelosa Manoa Tehulu大臣。(外交部)
中華民国(台湾)と正式な外交関係を持つ南太平洋の島国ツバルのイアコバ・イタレリ(Iakoba Italeli)国会議長が10日、中華民国政府の招きに応じて台湾を訪問した。空港では外交部の田中光政務次長(=副大臣)が一行を出迎えた。一行は今月14日まで滞在する。中華民国(台湾)とツバルは1979年に国交を樹立。それ以来、インフラ建設、公衆衛生・医療、クリーン・エネルギー、ICT(情報通信技術)、農業・漁業、教育、女性のエンパワーメントなどの分野で連携し、且つ良好な成果を上げている。
 
今回台湾を訪問したのは国会議長と同夫人のほかに、公共事業・インフラ建設・水資源省のAmpelosa Manoa Tehulu大臣や国会議員のNamoliki Sualiki Neemia氏など。イタレリ議長にとっては議長就任後、初の訪台となる。
 
イタレリ議長の一行は10日、まず立法院の韓国瑜院長(国会議長)を表敬訪問した。韓院長は、「ツバルは中華民国(台湾)にとってゆるぎない良き友人だ。双方は強い感情で結ばれている。現在、ツバルから40人余りの学生が台湾で学んでいる」などと述べ、一行の訪台を歓迎した。
 
イタレリ議長は、台湾の手厚い歓迎に感謝した上で、「これを機会に台湾とツバルの友好を深め、ともに手を取り合ってより豊かな未来を作り、協力の目標を実現していきたい」と意気込みを見せた。
 
イタレリ議長は2010年と2014年、それぞれ保健相、総督の身分で台湾を訪れたことがあり、「訪問するたびに両国間の友好を深めてきた」と指摘。今回、国会議長の身分で訪台したことも非常に意義があるもので、「なぜなら自分にとって議長就任以来、最初の公式日程であり、なおかつ両国の国交樹立45周年の節目でもあるからだ。これは双方の友好の歴史が長く、且つ安定していることを意味している」と述べた。
 
イタレリ議長はまた、台湾とツバルの二国間協力は強化されており、今後も積極的に協力の機会を模索していきたいと述べた。また、台湾が国際組織に加盟し、より国際貢献できるよう支持していくことも約束した。
 
また、今回の訪台では両国の国会がどのように協力を展開できるか議論し、さらなる交流の機会を模索し、知識や経験、実務の共有を促進していきたいと期待を寄せた。
 
 

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