2025/06/30

Taiwan Today

外交

外交部の陳立国常務次長、ネービス政府のエリック・イベリン副首相一行を歓迎

2024/09/12
外交部の陳立国常務次長(事務次官、左)は11日、セントクリストファー・ネービス連邦を構成するネービス政府のエリック・イベリン(Eric Evelyn)副首相(右)が率いる訪問団一行を午餐会で歓待した。(外交部)
外交部の陳立国常務次長(事務次官)は11日、セントクリストファー・ネービス連邦を構成するネービス政府のエリック・イベリン(Eric Evelyn)副首相が率いる訪問団一行を午餐会で歓待した。双方は、財団法人国際合作発展基金会(TaiwanICDF)が実施するプロジェクトや地域情勢などについて意見を交わすとともに、両国の友好と協力関係を引き続き深めていくことで一致した。セントクリストファー・ネービス連邦は大西洋とカリブ海の間に浮かぶセントクリストファー島とネービス島からなる国で、中華民国(台湾)と正式な外交関係を持つ。また、ネービス島には独自の自治政府と議会が設けられている。
 
陳常務次長は、ネービス政府のエリック・イベリン副首相とセントクリストファー・ネービス連邦国会のLatoya Jones副議長の一行の訪台について、台湾とセントクリストファー・ネービス連邦の友好関係への支持を示すものだと歓迎。また、両国が長年教育、医療、農業、気候変動への適応・強靭化、女性のエンパワーメントなどの分野で緊密に連携してきたこと、とりわけ最近、「ピニーズ・ビーチの持続可能な観光計画」第二期が終了し、ネービス島の観光発展に役立っていることなどを指摘した。陳常務次長はまた、イベリン副首相らが台湾の国際参与にゆるぎない支持を示していることに感謝し、これからもネービス政府との協力関係を継続し、両国の友好をさらに深化させたいと期待を寄せた。
 
イベリン副首相は台湾の歓待に感謝した上で、中華民国(台湾)とセントクリストファー・ネービス連邦は国交樹立から41年の歳月を経ており、農業、教育等の各分野における台湾の支援はどれも豊富な成果を生んでおり、セントクリストファー・ネービス連邦の発展に役立っているとし、既存の良好な関係を基礎として、これからも協力関係を強化していきたいと述べた。イベリン副首相はさらに、今後も国際社会において台湾をさらに支持していくことを約束した。
 
一行は9月10日に台湾を訪問。14日まで滞在する。
 
 

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