2025/05/12

Taiwan Today

外交

米国とカナダの軍艦が台湾海峡を通過、外交部は「歓迎、評価」とコメント

2024/10/22
米国とカナダの軍艦が合同で台湾海峡を通過し、航行の自由を守る姿勢を示したことに対し、外交部が21日、「歓迎し、評価する」とのコメントを出した。(外交部)
米国とカナダの軍艦が合同で台湾海峡を通過し、航行の自由を守る姿勢を示したことに対し、外交部(日本の外務省に相当)が21日、「歓迎し、評価する」とのコメントを出した。以下、その内容要約。
 
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米海軍のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦ヒギンズ(USS Higgins)とカナダ海軍のハリファックス級フリゲート艦バンクーバー(HMCS Vancouver)が20日、台湾海峡を「定期的に通過」した。米国とカナダの両国が再度具体的な行動で台湾海峡の国際水域としての法的地位を強調すると同時に、航行の自由ならびに地域の安定維持に向けた揺るぎのない立場を示したことを外交部は歓迎し、評価する。
 
米海軍第7艦隊(7th Fleet)とカナダ統合作戦軍(Canadian Joint Operations Command)はそれぞれプレスリリースとSNSで今回の任務に触れた。米海軍第7艦隊は、国際法によって公海の航行の自由が適用される海域を通過したものだと指摘、「今回の任務は米国とカナダが全ての国の航行の自由を守るというコミットメントと、台湾海峡における国際社会の航行の権利と自由は制限されるべきではないという立場を示したものだ。米国は航行及び飛行、その他合法的な利用の自由と矛盾するいかなる海と空の主権もしくは管轄権の主張にも反対する」と説明した。カナダ統合作戦軍はX(旧ツイッター)で、「今回の行動の狙いはインド太平洋地域の平和と強靭性、安全保障を促進することだ」としている。
 
米国とカナダ合同での台湾海峡通過はここ2年で4度目。民主主義の盟友が具体的な行動で台湾海峡の平和維持に向けた決意を示したことになる。我が国政府はこれからも自衛力を強化し、権威主義の拡張に揺らぐことなく対抗していく。また、理念の近い国々全てとの交流及び協力を深め、共同でルールに基づく国際秩序、ならびに台湾海峡とインド太平洋地域の平和と安定、繁栄を守っていく。
 
 

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