米国のジェイク・サリバン大統領補佐官（国家安全保障担当）、日本の国家安全保障局（NSS）の秋葉剛男局長、韓国の申源湜（シン・ウォンシク）国家安保室長が25日、米ワシントンで会談した。3氏は会談後に発表した共同文書（joint readout）で、台湾海峡の平和と安定の重要性が改めて言及し、台湾海峡両岸問題が平和的に解決されるよう呼びかけた。3氏はまた、インド太平洋周辺水域における力あるいは威圧によるあらゆる一方的な現状変更の試みに断固反対すると表明した。
中華民国（台湾）外交部はこれを受けて、米国、日本、韓国の3か国が安全保障担当高官による会議を通して、台湾海峡の平和と安定の重要性に言及し、台湾海峡及び地域の平和と安定の維持は国際社会における共通認識であると示したことに感謝した。外交部はまた「台湾は今後も米国、日本、韓国など近い理念を持つ国々と連携を強め、台湾海峡及び地域の平和・安定・繁栄を確保していきたい」とコメントしている。