2025/04/28

Taiwan Today

外交

米国の「中国問題に関する連邦議会・行政府委員会」共同委員長ら訪台、外交部が歓迎

2024/11/26
米国の「中国問題に関する連邦議会・行政府委員会(CECC)」の共同委員長を務めるジェフ・マークレイ上院議員らが25日から27日まで台湾を訪問。外交部が歓迎している。(外交部)
米国の「中国問題に関する連邦議会・行政府委員会(CECC)」の共同委員長を務めるジェフ・マークレイ(Jeff Merkley)上院議員らが25日から27日まで台湾を訪問している。中華民国(台湾)外交部(日本の外務省に相当)は26日に発表したプレスリリースで、「マークレイ上院議員は長年台湾を支持する重要な友人で、オレゴン州議会の下院議員だった2000年に訪台している。マークレイ議員が再び台湾を訪問し、実際の行動で台米関係及び台湾の人々に対する揺るぎのない支持を示すことを心から歓迎する」とコメントした。
 
一行は滞在期間中、頼清徳総統、蕭美琴副総統と会談するほか、国家安全会議の呉釗燮秘書長(=事務局長)を表敬訪問する。また林佳龍外交部長(=外務大臣)の開く宴会に出席してもてなしを受け、台湾と米国との緊密なパートナーシップ、産業の発展、台湾海峡の安全保障情勢などを議題に意見を交わす。
 
マークレイ議員は台湾に非常に友好的で、近年は法律面から台米関係を強化しようと積極的に取り組んでいるほか、台湾の国際社会における活動空間の拡大にも協力している。民主党のマークレイ議員と共産党のマルコ・ルビオ(Marco Rubio)上院議員は今年、「Taiwan Relations Reinforcement Act」(台湾関係強化法案)ならびに「台湾関係法」制定45周年に際しての決議案を共同で提出するなど、台湾の存在に対する米国議会による超党派の支持を示してみせた。
 
マークレイ議員はまた、「対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)」における米国の共同議長も務め、中国共産党政権による人権の迫害や国境を越えての圧迫といった状況に長年関心を寄せて来た。外交部は、「台湾と米国は堅実なパートナーであり、民主主義、自由、法の支配などの普遍的価値を共有している。外交部は今後も引き続き米国議会と政府など各界の『友人』たちと手を取り合い、台米の盤石かつ全方位的な協力パートナーの関係をより深化させる」としている。
 
 

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