2025/05/24

Taiwan Today

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台湾がAPECに100万米ドル寄付、APEC事務局が謝意表明

2024/11/28
台湾がAPECに寄付するにあたり、外交部国際組織司の孫儉元司長(写真左)とレベッカ・スタマリアAPEC事務局長(同右)は、寄付に関する覚書(MOU)を交わした。(中華民国外交部ニュースサイトより)
中華民国(台湾)は今年、アジア太平洋経済協力会議(APEC)に対して、加盟国の能力構築、APECの研究力向上を支援するため、100万米ドルを寄付することを決めた。寄付金は、APEC支援基金(ASF)の下部基金、「人間の安全保障基金」、「デジタルイノベーション基金」、「女性の経済的エンパワーメント基金」およびAPECポリシーサポートユニット(PSU)の活動支援に充てられる。外交部国際組織司の孫儉元司長は9日、ペルー・リマでAPECのレベッカ・スタマリア事務局長と寄付に関する覚書(MOU)を交わした。
 
APEC事務局は27日、ニュースリリースを通じて台湾への謝意を表した。レベッカ事務局長は、台湾からの寄付が、関連政策の策定と実施の強化を助け、すべての加盟国に恩恵をもたらすものだと称賛した。
 
台湾は1991年、APECに加盟して以来、長期にわたりAPECの様々な会合やイベントへ積極的に参加し、その実績が高く評価されている。台湾の関連省庁や委員会は、APECに向けた提案を通じて補助金を申請し、APECにおける台湾の認知度や発言力の拡大に努めている。今年は、180万米ドルを超える補助金を獲得した。台湾は今後も、APECプラットフォームを活用し、他の加盟国との交流を強化し、積極的に地域の発展を目指して、建設的な取り組みで貢献を果たす。

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