ラミレス外相を歓迎した林部長は「5月に行われた頼清徳総統の就任式に出席するため、サンティアゴ・ペーニャ(Santiago Peña)パラグアイ大統領に同行して以来、再び台湾を訪問したことは、両国の深くて緊密な友好関係を示している。双方は、世界の政治経済情勢、各分野における二国間協力計画、台湾の電気バス、食品加工、紡績工業、農畜産物の輸入など経済貿易に関する投資問題について意見交換を行った。ラミレス外相は、台湾がパラグアイにおいて進める『栄邦計画』に期待を寄せている。両国に相互利益と共通の繁栄ビジョンがもたらされるよう望んでいる」と述べた。
一方、ラミレス外相は、ペーニャ大統領初めパラグアイの政府と市民が台湾を断固として支持していることを改めて伝えた。また、将来的には、台湾・米国・パラグアイによって3カ国協力モデルを構築し、自由、民主主義、基本的人権などの普遍的価値を共同で守れるよう願っているとした。今回、一般査証相互免除取極を締結したことによって、両国の市民の交流がさらに深まり、台湾企業によるパラグアイ投資の利便化がさらに進むよう期待を寄せた。