呉政務次長はあいさつで、「林佳龍外交部長(外相)に代わって、模擬国連大会に参加するため、外交部の外交及国際事務学院を訪れた学生を心から歓迎する。また、模擬国連を通じて学生たちが気候変動、基本的人権、公衆衛生、ジェンダー平等などについて関心を寄せ、外交や国際問題に対する熱意を示している姿を見ることができるのは、非常に喜ばしい。台湾は引き続き、『専門、実践、貢献』の原則に基づき、世界保健機関(WHO)、国際民間航空機関(ICAO)、国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)、国際刑事警察機構(INTERPOL)など国際機関および多国間メカニズムへの有意義な参加を目指し、台湾の国際的な認知度を高めるとともに、学生が将来、外交に関する業務に従事し、共同で台湾の外交を進めるよう奨励する」と語った。
今回の模擬国連には、主催者CDRIの許添財董事長(会長)も出席し、あいさつを述べた。参加学生は、台湾をはじめ日本、ハイチ、セントビンセントおよびグレナディーン諸島などの高校・専門学校・大学から70名以上に上った。外交部は、台湾の学生が国際業務に従事することを奨励し、「人人都是外交官(誰もが外交官)」の精神を発揮していく。