「リーダーシップ、イニシアチブ、パートナーシップ力」をテーマとした同ワークショップには、「世界ガールガイド・ガールスカウト(WAGGGS)」世界理事会のCandela González議長、世界平和女性連合(WFWP)の堀守子会長、国際ビジネス・プロフェッショナル女性連盟(BPWインターナショナル)のネパール・バグマティ州支部のAvipsa Prasai副会長ら多くの国際的に著名な女性リーダーが招きに応じて出席した。国際的なジェンダー問題の動向や青年リーダー育成における実践経験について議論し、台湾の女性のエンパワーメントを支援するNGO職員が、異文化コミュニケーションや国際協力スキルを向上できるよう支援するとともに、公的機関の代表者との交流も深める狙いだ。
同ワークショップはまた、女性のエンパワーメント分野における国際交流を促進するだけでなく、台湾の青年リーダーやNGO職員が、来年開催される「第69回国連女性の地位委員会(CSW69)」のサテライトミーティング・同時開催ミーティングに参加するよう奨励している。来年のCSWは、各国がジェンダー平等と女性のエンパワーメント政策を実施してきた過去30年間を総括する重要な会議となる。そのため台湾の積極的な参加は、台湾のジェンダー平等イニシアチブに関する行動力をアピールし、ジェンダー平等推進における経験や成果を国際社会と共有できる場ともなる。
外交部と婦権会は2020年から、毎年3月に行われるCSW期間中に、台湾ジェンダー平等ウィークとして、関連するイベントを開催している。2025年のイベントについても順次発表される予定。外交部は、NGOパートナーが台湾のフェミニズムを主張するために、官民を問わず参加し、協力することを歓迎している。関連情報については、外交部の「NGO雙語網站(バイリンガルウェブサイト)」および婦権会のウェブサイトを参照のこと。