日本の岩屋毅外相は25日、中国の王毅外相と中国・北京で会談した際、台湾周辺での中国軍の活動の活発化について深刻な懸念を伝えると同時に、台湾海峡の平和と安定は日本及び国際社会全体にとって極めて重要であるとの見方を改めて示した。これについて中華民国外交部は「歓迎し、感謝する」とした上で、ニュースリリースを通して以下のコメントを発表した。
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日本政府は近年、台湾と日本は自由、民主主義、人権、法の支配などの基本的価値を共有し、お互いにとって重要かつ大切な友人であると繰り返し表明すると同時に、国際社会に対して台湾海峡の情勢に関心を寄せるよう呼びかけている。例えば今年6月に開かれた主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)、9月の日米韓外相会合、10月の日・ASEAN首脳会議、11月の日中首脳会談など重要な国際会合において、日本はいずれも台湾海峡の平和と安定の重要性を強調してきた。
中華民国外交部は一貫して、国際社会が台湾海峡情勢に関心を寄せ、且つ地域の平和維持につながる行動を採取することを歓迎している。わが国は今後も、近い理念を持つ国々との連携を強化し、インド太平洋地域の平和、安定、繁栄をともに守っていきたい。