2025/04/28

Taiwan Today

外交

外交部の呉志中政務次長、台湾アフリカ経済貿易協会の創立18周年式典に出席

2025/01/02
外交部は、台湾がアフリカとの経済貿易関係を拡大できるよう後ろ楯となり、両国関係の発展を促進するために協力していくとした。(中華民国外交部ニュースサイトより)
外交部(日本の外務省に相当)の呉志中政務次長(副大臣)は昨年(2024年)12月30日夜、「社団法人台湾アフリカ経済貿易協会(Taiwan-Africa Business Association, TABA)」の創立18周年式典に出席した。TABAのメンバー、アフリカ諸国の駐台湾代表、アフリカとの貿易拡大に尽力する台湾企業など、300人を超える政府やビジネス関係者が一堂に会し、共に18周年を祝った。
 
呉政務次長はあいさつで、外交部の林佳龍部長(外相)に代わって、TABAが長きに渡ってアフリカとの貿易関係の拡大に尽力してきたことに謝意を表した。また、TABAの事業がますます繁栄し、台湾・アフリカ貿易が発展していることに祝意を表した。
 
呉政務次長はさらに、「台湾は近年、東アフリカのソマリランド、西アフリカのコートジボワールに、代表処(公式の代表機関)を相次いで設置し、アフリカとの実質的な関係を拡大し続けている。台湾は、国際情勢において多くの困難に直面しているが、今なお独自の発展の道を歩んでいる。関連する経験をアフリカ諸国と共有することができ、TABAがより多くの台湾企業による広大なアフリカ市場の開拓を支援できるよう期待している。 外交部がその後ろ楯となってサポートし、台湾・アフリカ関係の発展を促進するために協力していく」と説明した。
 
一方、TABAの林原理事長は、設立されて18年が経過したTABAが、メンバーの支援により徐々に発展してきたと述べた。林理事長によると、アフリカは今後10年間で、世界で最も急成長する市場になると予想されている。TABAは、台湾とアフリカの貿易を促進する重要な組織として、アフリカへの投資を希望するすべての企業を支援し、台湾とアフリカ間の経済貿易のつながりを拡大し、関連の情報を共有し、教育と訓練サービスを提供するとしている。
 
TABAは、台湾とアフリカ間の経済貿易交流を促進することを目的として1997年に設立された。対内的には、アフリカ市場の拡大に関心のあるビジネス界とのコミュニケーションチャネルを確立し、情報交換を行っている。対外的には、台湾・アフリカの経済貿易の成長を促進するために、台湾企業によるアフリカ投資を支援し、台湾企業の権利と利益を保護している。現在、120社以上の企業がメンバーとなっている。

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