2025/05/04

Taiwan Today

外交

新任のグアテマラ特命全権大使、頼総統に信任状捧呈

2025/01/07
頼清徳総統(写真右)は6日、グアテマラの駐中華民国新任特命全権大使、Luis Raúl Estévez López氏(同左)から信任状を捧呈された。双方は国交樹立90周年の礎のもと、今後も友好関係強化に努めるとした。(中華民国総統府ニュースサイトより)
頼清徳総統は6日、正式な外交関係を持つグアテマラの駐中華民国(台湾)新任特命全権大使、Luis Raúl Estévez López氏から信任状を捧呈された。Luis Raúl Estévez López大使は、米州機構(OAS)および国際司法裁判所(ISJ)の常任代表を務めるなど豊富なキャリアを持つベテランの外交官。今回の台湾派遣は、グアテマラのベルナルド・アレバロ大統領が、両国の友好関係を重視していることを十分に示すものだ。
 
頼総統はあいさつで、「昨年は、両国が国交樹立90周年を迎えた節目の年。台湾はLuis Raúl Estévez López大使が赴任し、両国の友好関係が新たなマイルストーンに達する場面に立ち合えることを大いに歓迎している。過去90年の強固な基盤、大使の32年間の豊富な外交官としての経験に基づいて、両国の友好関係が、より高いレベルに引き上げられるよう期待している」と述べた。 
 
一方、Luis Raúl Estévez López大使のあいさつ要旨は以下の通り。
 
★★★★★
 
頼総統に自ら信任状を捧呈できたことは大変光栄だ。今後も両国の友好関係を強化するために全力を尽くす。
 
信任状の捧呈は、グアテマラが両国間の友情を大切にし、台湾とグアテマラの二国間関係を維持・強化していく意志を示している。台湾とグアテマラの友好関係は、長年にわたって努力して築いたもの。今後もそれを維持していきたいと考えているだけでなく、さらに友好的になることを願っている。
 
台湾とグアテマラは昨年、国交樹立90周年を迎えた。90年と口で言うのは簡単だが、これほど長い年月にわたって、台湾とグアテマラが誠実で緊密な交流を積み重ね、協力を続けてきたことから、ここまで友好関係を強化できた結果だと言える。
 
二国間関係の発展と強化の精神は、両国が平和を愛し、民主主義と互恵関係を追求すると同時に、国家間の調和のとれた共存のため、普遍的な価値観と国際法の原則を尊重することに基づいている。
 
人民の自決権と国家主権の尊重、他国の内政不干渉が、台湾とグアテマラの90年にわたる友好関係の原則だ。それはまた、両国間の友好的かつ互恵的な友情を発展、強化し続けるための基礎でもある。
 
台湾とグアテマラの未来の世代が、両国間の友好関係をより強固にし、国民の福祉の増進を図り、尽力することに賛同するよう願っている。

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