近年、台日関係はますます緊密で友好的になり、双方の国民の友情もより深まったとする呉次長は、「台湾と日本は地理的に近く、多くの同じような困難に直面している。両国が今後も様々な分野で協力を深め、民主主義の価値観を守り、地域の平和、安定、発展を促進するために協力するよう期待している」とあいさつを述べた。
太議員によると、立憲民主党は野党第一党で、台湾との友好関係を非常に重視している。立憲民主党最高顧問の野田佳彦元首相は昨年8月に台湾を訪れ、安全保障に関する国際フォーラム「ケタガランフォーラム」で基調講演を行った。太議員は、台湾には防災レジリエンス、デジタルテクノロジー、多様性社会の重視など日本が学ぶべき点が数多くあるとして、台湾と日本が安全保障協力を強化し、東アジアの平和と安定を共同で促進できるよう期待していると語った。
台湾と日本は、自由、民主主義、法の支配、基本的人権などの普遍的価値を共有しており、互いに重要なパートナー・友人関係にある。今回の訪問団には、立憲民主党代表団のほか、日本維新の会(野党第2党)の斉藤アレックス衆院議員も16日から合流した。外交部はこれについて「日本の国会の野党が、党派を超えて台湾を支持していることを具体的な行動で示すものだ。台湾は日本の与野党と既存の良好かつ緊密な基盤に基づき、実質的な協力関係を深め、インド太平洋地域の平和、安定、発展を共同で守っていきたい」とコメントしている。