2025/06/21

Taiwan Today

外交

頼清徳総統、米大統領就任式典に出席する韓国瑜立法院長ら超党派議員団と会談

2025/01/17
頼清徳総統は16日、米ワシントンで20日に開かれる第60回大統領就任式に出席する祝賀団と会談した。写真右は祝賀団団長の韓国瑜立法院長(国会議長)。祝賀団は韓院長を含めて与野党議員合計8名で構成される。(総統府)
米ワシントンで20日、第60回大統領就任式が開催される。中華民国政府は慣例に従い、超党派議員からなる祝賀団を式典に出席させる。頼清徳総統は、祝賀団団長に韓国瑜立法院長(国会議長)を指名。16日、韓院長を含む超党派議員のメンバーと総統府で会談した。頼総統と韓院長の冒頭の挨拶や、頼総統から韓院長への記念品の贈呈などは総統府公式サイトでライブ配信されたが、その後の会談は非公開で行われた。蕭美琴副総統や潘孟安総統府秘書長らが同席した。
 
頼清徳総統は、祝賀団に対して(1)台湾の人々を代表して祝意を伝えること、(2)民主主義に対する揺るぎないコミットメントを示すこと、(3)台米関係の新たな里程標を築くこと―の3つの任務を託し、「(国内で与野党の対立があっても)民主主義の台湾は一致団結し、台米関係を深めるために努力しなければならない」と伝えた。
 
これに対して韓院長は、祝賀団に選ばれた与野党の立法委員(国会議員)8名はいずれも強い使命感を抱いており、あらゆる民主国家が台湾を重視し、台湾に住む2,300万人の人々に関心を寄せてもらえるにしたいと述べた。また、台湾の人々の善良さと情熱を、すべての人に伝えられるよう全力を尽くすことを約束した。
 
祝賀団は立法院(国会)の韓国瑜院長が団長を務めるほか、立法委員(国会議員)の柯志恩氏(国民党)、王定宇氏(民進党)、葛如鈞氏(国民党)、李彦秀氏(国民党)、陳冠廷氏(民進党)、郭昱晴氏(民進党)、陳昭姿氏(台湾民衆党)の7名によって構成される。一行は18日に台湾を出発し、就任式関連のイベントに参加するほか、米国の政府高官やシンクタンク関係者、在米台湾人団体の代表らと会見し、最近の国際情勢や台湾と米国の二国間関係などについて幅広く意見交換を行い、23日に帰国する。
 
 

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