林部長はGCTFについて、「台湾にとって理念を同じくするパートナーとの重要な協力プラットフォームで、世界が直面する課題を共同で解決を目指す。文化や国境を越えて、民主主義国家の団結と台湾の世界に対する約束を示している。ワークショップを開催することで、各国における能力開発の促進や協力・交流を強化し、共に困難に立ち向かい、問題を解決することができる。 また、台湾が推進する『総合外交』を具体的に示すもので、米国、日本、オーストラリア、カナダおよび理念を同じくするその他の国々との協力枠組み。今年で設立10年目を迎えた。台湾は今後もすべてのパートナーと協力し、世界にポジティブで意義深い影響をもたらしていきたい」と話した。
そのほか、法務部の鄭銘謙部長、米国在台協会台北事務所(AIT/T)のレイモンド・グリーン所長、日本台湾交流協会台北事務所の片山和之代表、オーストラリア弁事処のRobert Fergusson代表、カナダ駐台北貿易弁事処の政治経済および広報室のCharles Hudon室長らも式典に出席し、それぞれあいさつを述べた。
GCTFは2015年に誕生して以来、これまでに世界130を超える国・地域から、10,000人以上の政府関係者や学者・専門家を招き、国内外で86回のワークショップを開催した。
台湾は引き続き、GCTFプラットフォームを通じて、理念を同じくする国々と協力していく。そして、地域および世界各国の政府関係者、専門家、学者、NGOとの交流を拡大、能力開発の強化、国際社会への貢献を目指し、リーダーシップを発揮できるよう望んでいる。