林部長は、「昨年11月、台湾のドローン産業代表団を率いてリトアニアを訪問し、Jeglinskas委員長と会談した。今回、リトアニアの友人たちと再会できたことをとても嬉しく思う。現在の国際政治・経済情勢やウクライナ情勢が急速に変化する中、民主主義諸国の協力を強化することの重要性が浮き彫りになっている。台湾と欧州の安全保障は密接に関係しており、台湾はリトアニアと防衛産業、ドローンなど様々な分野で協力を深め、ウクライナの復興を共同で支援し、民主主義陣営の結束を示していきたい」と述べた。
一方、Jeglinskas委員長は、米国とEUの関係は最近、紆余曲折あるものの、欧州諸国は大西洋を挟んだパートナーシップの強化、継続的なウクライナへの確固たる支持、自国の防衛力と非対称戦術の強化に尽力していると強調した。民主主義陣営が、より団結する必要があるとして、様々な脅威や課題に共同で対応するために、台湾とリトアニアの協力が深まるよう望んでいる。
台湾とリトアニアは、民主主義を守る最前線におり、民主主義、自由、法の支配、基本的人権という価値観を共有している。両国は、半導体、レーザー、バイオテクノロジーの分野で緊密に協力し、引き続き、各種交流・協力を積極的に推進し、共同で民主主義のレジリエンスとパートナーシップを強化していく。