2025/04/20

Taiwan Today

外交

僑務委員会の徐佳青委員長が九州へ、まずは熊本、鹿児島を訪問

2025/04/15
僑務委員会の徐佳青委員長は13日夜、日本の熊本県を訪れ、現地の台湾出身者らと交流を深めた。翌14日には南下して鹿児島を訪問。鹿児島でも台湾出身者らの熱烈な歓迎を受けた。(僑務委員会)
海外在住の台湾出身者に関する業務全般を管轄する省庁、僑務委員会の徐佳青委員長は13日夜、日本の熊本県を訪れ、現地の台湾出身者らと交流を深めた。翌14日には南下して鹿児島を訪問。鹿児島でも台湾出身者らの熱烈な歓迎を受けた。
 
13日夜、熊本空港に到着した徐佳青委員長を出迎えたのは、現地で僑務委員(在日台湾出身者を取りまとめる業務を担う役職の一つ。ほかに僑務諮詢委員、僑務顧問、僑務促進委員などがある)を務める呉啓程さん、蕭庸雄さん、僑務顧問の黄経学さん、九州台湾商会の大倉仲洋会長、頼本勉副会長など在日台湾出身者20人以上。国旗を振って徐佳青委員長の到来を歓迎した。
 
夜には熊本台湾同郷会主催の歓迎会が開かれ、蔡孟君会長が訪日の最初の訪問地として徐佳青委員長が熊本を選んでくれたことに謝意を示した。徐佳青委員長は、TSMC(台湾積体電路製造)の熊本工場建設以降、熊本は台湾人にとって投資、視察、それに観光の人気スポットとなっており、日本の公式発表によると、昨年1~9月だけで延べ100万人の旅客が熊本を訪れたが、そのうち台湾人はトップの3割を占めたと指摘した。また、自身も今回の訪日ではTSMCの協力企業から工場建設の起工式に招かれており、これからも台湾と熊本の関係はますます密接になるだろうと述べた。
 
翌14日に鹿児島を訪れた徐佳青委員長は、鹿児島県台湾華僑会の張紹妤会長や僑務促進委員の廖珮君さんらと食卓を囲んだ。徐佳青委員長は、「これまで関東や関西地域は何度も訪れてきたが、九州在住の台湾出身者と交わした約束をずっと忘れられずにいた。今年はついにその約束を果たし、九州在住の台湾出身者と交流することができて嬉しい。これは台湾の政府が、海外に住む台湾出身者のことを気にかけ、そしてその声に直接耳を傾けるという姿勢を示すものだ」と述べた。
 
同日夜には台北駐福岡経済文化弁事処の陳俊銘処長が主催する晩餐会に出席し、僑務委員の呉啓成さん夫妻、蕭庸雄さん夫妻らとともに食卓を囲んだ。徐佳青委員長は2人の僑務委員が在日台湾出身者の世話に熱心に取り組んでいることに感謝した。また、僑務委員会が現在推進する政策などを詳しく説明し、台湾の政府が推進する台日交流を在日台湾出身者が支持してくれていることに感謝した。
 

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