中華民国（台湾）と正式な外交関係を持つカリブ海の島国、セントクリストファー・ネイビス連邦政府は現地時間18日に発表した声明で、最近台湾海峡の緊張状態が高まっていることに強い懸念を示すとともに、同国はすべての社会が、その規模や地政学の影響力に関係なく、侵略や威嚇、衝突の脅威などにさらされることなく、自身の発展を追求できると強く信じており、建設的な外交努力によって台湾海峡の恒久の平和と安全が確保されるべきであると訴えた。中華民国（台湾）外交部は、セントクリストファー・ネイビス連邦政府が具体的行動をもって台湾海峡の平和と安定に対する揺るぎない支持の姿勢を示したことについて、「心から感謝する」とするコメントを発表した。
外交部によると、セントクリストファー・ネイビス連邦国会は今月14日、台湾の国際組織への参加を支持する決議を可決したばかり。これに続いて今度は、同国政府が台湾海峡の平和維持に関する声明を発表した。これは、両国の緊密且つ友好的な関係を十分に示すものと言える。外交部は「台湾は責任ある国際社会の一員として、これからも世界の民主陣営とともに力を合わせ、世界及びアジア太平洋地域の安定、繁栄、発展を守っていきたい」としている。