2025/05/18

Taiwan Today

外交

外交部、セントクリストファー・ネービス連邦や日本からの訪問団を歓迎

2025/04/30
セントクリストファー・ネービス連邦のIsalean Phillip社会発展・ジェンダー問題担当大臣や日本の自民党青年局の訪問団が相次いで台湾を訪問している。(外交部)
中華民国(台湾)外交部は、セントクリストファー・ネービス連邦のIsalean Phillip社会発展・ジェンダー問題担当大臣が4月28日から5月2日まで、日本の自民党青年局の訪問団が4月29日から5月3日まで、それぞれ台湾を訪問していることを明らかにした。
 
セントクリストファー・ネービス連邦は中華民国(台湾)と正式な外交関係を持ち、Isalean Phillip社会発展・ジェンダー問題担当大臣の訪台は今回が3度目となる。今回の訪問は中華民国政府の招きを受けたもので、ほかに同国ネービス島自治政府のJahnel Nisbett保健・ジェンダー問題・社会エンパワーメント担当大臣、それにジェンダー問題や若者のエンパワーメント分野の政務関係者など合計6名からなる。
 
台湾滞在期間中は外交部の林佳龍部長が一行と会談するほか、外交部の陳明祺政務次長(=副大臣)が食事で歓待する。一行はほかに、衛生福利部、労働部、法務部司法官学院、嘉義県庁、財団法人国際合作発展基金会(ICDF)などを訪問し、ジェンダー平等、女性のエンパワーメント、高齢者介護、社会のセーフティーネットワークなどの問題について意見交換を行う。
 
また、日本の自民党青年局の一行は、局長である中曽根康隆衆議院議員を筆頭に、平沼正二郎衆議院議員、神谷政幸参議院議員、根本拓衆議院議員、福田かおる衆議院議員、それに日本青年会議所(JC)の幹部など合計11名からなる。
 
台湾滞在期間中は頼清徳総統、蕭美琴副総統、立法院の韓国瑜院長(国会議長)、国家安全会議の呉釗燮秘書長、外交部の林佳龍部長(外相)、台湾日本関係協会の蘇嘉全会長らと会談し、台日関係及び地域情勢などの議題について意見交換する。ほかに、「三三会」(台湾の大手企業からなる業界団体)青年部、救国団などの団体とも交流する。
 
自民党青年局はかねてより自民党の対台湾交流窓口として機能しており、定期的に訪問団を台湾に派遣し、台湾各界との交流を深めている。現在の局長である中曽根康隆衆議院議員は、過去に防衛大臣政務官などを務めた経験を持つほか、ほかのメンバーも一様に今後の活躍が期待される若手国会議員だ。なお、自民党青年局の局長経験者からは麻生太郎氏、安倍晋三氏、岸田文雄氏など、数多くの首相が輩出されている。
 

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