2025/06/16

Taiwan Today

外交

セントクリストファー・ネービス連邦主催第3回「世界持続可能島嶼サミット」、台湾も代表団を派遣

2025/06/09
2025年5月27日から29日まで、セントクリストファー・ネービス連邦で第3回「世界持続可能島嶼サミット(Global Sustainable Islands Summit, GSIS)」が開催された。台湾からも、外交部、環境部、学者・専門家らで構成される代表団が現地に派遣され、このサミットに参加した。(外交部)
工業技術研究院(ITRI)緑能與環境研究所兼永続学院講師の連振安氏。(外交部)
2025年5月27日から29日まで、中華民国(台湾)と外交関係を持つカリブ海の島嶼国、セントクリストファー・ネービス連邦で第3回「世界持続可能島嶼サミット(Global Sustainable Islands Summit, GSIS)」が開催された。このサミットでは、持続可能なエネルギー、建築に関するイノベーション、食料安全保障、気候変動へのレジリエンス強化など、島嶼国が直面する重要課題が議論された。同じ島嶼国である台湾もこの課題に真剣に取り組んでおり、外交部の林佳龍部長(外相)の指示を受け、外交部、環境部、学者・専門家らで構成される代表団が現地に派遣され、このサミットに参加した。
 
セントクリストファー・ネイビス連邦政府の代表は開幕式で台湾のことを、「持続可能な島嶼国を実現するのに重要なパートナー」として高く評価し、参加各国に対して台湾を含む島嶼国との友好関係の深化を呼びかけた。
 
台湾の環境部の彭啓明部長(環境相)は事前収録したビデオメッセージで、台湾の気候変動への取り組みと成果を紹介した。また、国際社会における協力の重要性と、課題の解決にともに取り組むことの必要性を強調した。さらに、台湾パソコン大手、宏碁(エイサー)の創業者である施振栄(スタン・シー)氏も企業の持続可能性への貢献について事前収録したビデオで発表し、会場の参加者から大きな反響があった。
 

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