団旗を授与されたのは、ニュージーランドでは今月24日に開催される国際料理コンテストに出場する料理人たちと、フランスで開催される「モンディアル・デュ・パン」に出場する張世彬さん。中華美食交流協会理事長の駱進漢氏が代表で団旗を受け取った。
林部長は、「台湾は『グルメ大国』の名にふさわしく、食欲をそそる夜市のB級グルメや人情味あふれる屋台料理、星付きレストランの洗練された創作料理に至るまで、どの料理にもその背後に我々の歴史、記憶、その土地の温もりが込められている。グルメは『総合外交』における重要な要素だ。昨年台湾は『ミシュランガイド』で49軒のレストランが星を獲得し、台湾のソフトパワーを世界に示した」と述べた。また、台湾の選手はどこで戦おうとも「台湾の誇り」だとした上で、その活躍に期待を寄せた。
団旗の授与式には総統府国策顧問の林見松氏とニュージーランド台湾国際厨芸文化交流協会（Nticea）会長の鄭婷文氏も駆け付け、「台湾料理はすでに世界中で注目を集めている」と指摘し、林部長とともに料理人たちの海外での健闘を祈った。