韓国で19日、与党・セヌリ党の候補者、朴槿恵(パク・クネ)女史が第18代大統領に当選したことを受け、中華民国(台湾)外交部はただちに駐韓代表処(大使館に相当)を通じて朴女史に馬英九総統のお祝いのメッセージを伝え、中華民国政府と国民の祝意を表した。馬総統は、今回の選挙で全ての候補者が示した民主政治の成熟した態度を高く評価すると共に、韓国国民が民主的な方式で円滑に国家元首を選出したことを祝福した。
外交部は、韓国は中華民国にとって5番目に大きい貿易パートナーで、中華民国は韓国にとって6番目に大きい貿易パートナーであることを指摘、人的往来は年間延べ66万人以上、ワーキングホリデー制度も実施されていると説明している。また、「台北松山空港-韓国・金浦空港」の直航路線開設や、ビザなしでの滞在期間の30日間から90日間への拡大なども挙げ、両国の密接な関係を強調した。
外交部は、中華民国は韓国との既存の基礎の下、両国の全方位的かつ実質的な交流が深められ、北東アジアの安全と繁栄、発展に向けて共同で努力していけることを願うとしている。