2025/05/12

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日本での故宮博物院所蔵品展の成功を祈ろう

2013/10/21
国立故宮博物院は16日、日本の東京国立博物館および九州国立博物館と、故宮所蔵品の日本での展示に関する契約を締結。来年6月から11月まで東京と九州の国立博物館でそれぞれ「神品至宝展」として、故宮博物院の所蔵品展が行われる。(中央社)
国立故宮博物院は16日、日本の東京国立博物館および九州国立博物館と、故宮所蔵品の日本での展示に関する契約を交わした。来年6月から11月まで東京と九州の国立博物館でそれぞれ「神品至宝展(神技の至宝展)」として、故宮博物院の所蔵品展が行われる。同院が所蔵する国宝の「翠玉白菜(ヒスイの白菜)」や「肉形石」、宋の蘇東坡による書「寒食帖」などもリストに組み入れられ、わが国のこの展示を重視する姿勢が明らかである。

故宮博物院の国宝はこれまで、米国、フランス、オーストリア、ドイツなどで展示されているが、アジアでは日本が初めての展示国となり、この契約締結はまさに馬英九総統が言うように、台日にとって歴史的な瞬間であり、双方の歴史と文化交流の重要なマイルストーンとなるに違いない。

日本の国会が2011年に「海外美術品等公開促進法」を決議し、日本における故宮所蔵品の展示に当たっての障害が排除されたことに感謝するとともに、東京と福岡での展示が成功し、双方の人々がより深く互いの文化を理解しあえることを祈ろう。

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