2025/06/14

Taiwan Today

外交

世界のあらゆる経済統合への融合を加速しよう

2013/10/28
台湾海峡両岸経済合作枠組み協議(協定)では台湾の農産品の対中国大陸輸出も広がった。写真はオンシジューム。(旧行政院新聞局サイトより)
グローバル化が進む時代において、国家は未来を見据えた経済戦略を持ち、同盟や条約など様々な方式を通じて国際社会に積極的に加わっていかなければ、産業競争の場から姿を消し、時代に飲み込まれてしまうであろう。 中華民国(台湾)は過去数十年来、輸出主導型の国家として発展してきており、生存と発展、競争力の向上のため、地域経済との融合は絶対に避けられない道である。 自由貿易圏における互恵の関係を実現するには、「自由」と「開放」は必須条件である。国内市場を開放しない国に、自由貿易の扉が開かれることはない。 機会の扉は、準備の出来ている者に開く。躊躇して前進しないなら、機会はたちまち消えてしまう。「環太平洋戦略的経済連携協定」(TPP)とアセアン(東南アジア諸国連合)が発起した「東アジア地域包括的経済連携」(RCEP)のどちらにも、台湾は積極的に参与していくべきであろう。 台湾はすでに経済と貿易の自由化に向けて歩み出している。この歩みは加速させるしかなく、躊躇は許されないのである。

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