Taiwan Today

石油化学産業による経済への貢献は、その他の関連産業をサポートし、その発展をけん引することが主である。行政院主計総処（日本の総務省統計局に相当）の最新統計によれば、2013年の石油化学産業の生産額は1兆9,200億台湾元（約6兆6,115億日本円）で、製造業全体（13兆9,000億台湾元＝約47兆8,650億日本円）の13.8％を占め、間接的にけん引する生産額は7兆2,900億台湾元（約25兆1,033億日本円）に上る。

石油化学産業は環境面において、政府は引き続き業者に、低炭素を主軸とした事業構造を構築し、化学材料業の二酸化炭素（CO2）排出量削減と高度化を進め、環境配慮型のグリーンな石油化学産業として発展していくよう推進している。

今後、台湾南部の高雄港の港湾部または近隣のその他の地域に専用区を設置するかどうかについて、政府は地方政府や地元住民、専門家とともに、海外の経験を参考にしながらふさわしい設置計画を検討していく。