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攻撃ヘリコプター「アパッチ」、初の飛行隊

2017/06/29
中華民国陸軍航空特戦指揮部は28日午前、台湾北部・桃園市龍潭区で、攻撃ヘリコプター「アパッチ」による初の飛行隊「第601航空旅団第二作戦隊」の編成セレモニーを行った。「アパッチ」は台湾が米国から購入した世界最新型の攻撃ヘリコプター。(陸軍提供、中央社)
中華民国陸軍航空特戦指揮部は28日午前、台湾北部・桃園市龍潭区で、攻撃ヘリコプター「アパッチ」による初の飛行隊「第601航空旅団第二作戦隊」の編成セレモニーを行った。
 
航空特戦指揮部の第601航空旅団は2013年以降、隊員の選出と訓練を行ってきた。2年半にわたる訓練や技術テストなどをクリアし、ようやく部隊を編成するに至った。これは、陸軍の更なる戦闘力向上につながると期待されている。「アパッチ」は台湾が米国から購入した世界最新型の攻撃ヘリコプターで、米軍と同時に換装を行った。
 
航空特戦指揮部によると、「アパッチ」は「戦車キラー」の異名を持つ。ロングボウ・レーダーにより、360度の空対空、空対地の捜索能力を有し、脅威となる可能性が高いものから順に最大で16目標を数秒以内にコックピットの多機能表示装置に表示し、同時に攻撃を仕掛けることができる。 また、最先端の脅威警報及び反撃システムを備え、各種のレーザー、レーダー、ミサイルの脅威に対する警戒と反撃能力を持つ。また、機体の構造と主要パーツが強度な防弾鋼板で保護されているため、攻撃を受けた場合でも戦場での生存率を大幅に高めることが可能。
 
効率の高い戦闘力を持つ攻撃ヘリコプター「アッパッチ」は、台湾海峡の防衛作戦における主要な戦力になると期待されている。「第二作戦隊」の編成により、アパッチは初期段階の戦闘能力を備えることになる。航空特戦指揮部は、今後も計画に基づいて換装訓練を続け、戦闘力を最大限に高めるという目標を達成し、台湾海峡の安全を守る最も有力な防壁にしたいと意気込む。
 

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