国防部(日本の防衛省に相当)は米国から多目的軍用ヘリコプター、UH-60Mブラックホークを60機購入。陸軍航空特戦指揮部はそのうち26機を受け取っている。このほど陸軍はブラックホーク攻撃作戦隊の初期戦力検証を終え、11日には602旅団で、「ブラックホーク突撃作戦隊」の創設式典を執り行った。
陸軍では老朽化したUH-1Hヘリコプターを淘汰するため、米国からUH-60Mヘリコプターを60機購入。馬英九前政権下で、そのうち15機は内政部(日本の省レベルに相当)空中勤務総隊に与えることが決まった。さらに国防部の馮世寛部長(大臣)は昨年、15機を空軍に配備することで、就役してすでに30年となるS-70Cヘリコプターを淘汰する考えを示した。
現在、軍部ではすでにUH-60Mヘリコプターを32機受け取っており、26機を陸軍航空特別作戦指揮部602旅団に配備。内政部空中勤務総隊に6機を与えている。2020年までに残りの28機も納入される予定。総経費は846億7,300万台湾元(約3,169億日本円)に上る。