衛生福利部(日本の厚労省に類似)保護服務司(局)による「113ホットライン」が日本語での相談も受け付けられるようになった。「113ホットライン」は家庭内暴力、性暴力、セクシャルハラスメント、ならびに児童・少年のSOS、高齢者や心身障害者への虐待に関する相談と通報を年中無休24時間体制で受け付けるホットラインで、2001年に運営が始まった。今では被害者をはじめとする市民が助けを求めるのに最も便利なルートとなっている。昨年は10万件近くの電話を受けた。
国際結婚で台湾に移り住む海外籍配偶者の「新移民」が増えるに従い、「113ホットライン」は2005年4月に英語、ベトナム語、インドネシア語、タイ語、カンボジア語への対応を可能にし、通訳者が協力することで、言葉の壁が助けを求める妨げとなるケースを減らした。これら5カ国語のサービスを始めて以来、今年6月までに延べ2,475人に通訳サービスを提供した。
内政部(日本の省レベル)の統計によると、元は日本国籍だった人、ならびに台湾の人の配偶者で日本国籍の人は昨年末の時点で5,000人以上。また、労働部(日本の厚労省に類似)労働力発展署の統計では、台湾で就労する「外国専業人士」(専門能力を持つ外国人)のうち最も多いのは日本人で、今年5月末には7,000人を上回った。両者を合わせると1万2,000人以上となる。
このため「113ホットライン」では、日本語を母語とする外国人もしくは「新住民」で助けを求める人たちによりフレンドリーな相談ルートを提供できるよう、8月10日より「113ホットライン」に日本語サービスも追加。日本語に精通した人が相談者と相談スタッフの間に加わり、言葉の壁によって相談が中断したり、意思が十分に伝わらなかったりする問題を防ぐということ。