この水際対策の強化は9日から実施される。内容は以下のとおり。
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- (一)入国時に症状がある、もしくは過去14日間に症状があった旅行者は空港もしくは入国後病院に移動して検体の採取に応じなければならない。その後集中検疫所(集中隔離施設)で検査結果が出るまで待機し、結果が陰性だった人は最初の検査から最低24時間の間隔を空けて2回目の検査を受ける。
- (二)2度の検査がいずれも陰性で、症状も緩和した人は医師の判断を経た上で自宅もしくは「防疫旅館」へと移動し、14日間の自主隔離に入る。
中央感染症指揮センターは、入国しようとする全ての人に対し、出発前(旅客機搭乗前)にスマートフォンで台湾の「入境検疫系統」(入国検疫システム)に自分の状況を申告するよう重ねて呼びかけた。入国までの14日間に発熱や咳、鼻水、鼻づまり、息切れ、下痢、嗅覚や味覚の異常、全身の倦怠感、四肢の無力感など新型コロナウイルスへの感染が疑われる症状が一つでもあった場合、それについてシステムのフォームに詳細に書き込むと共に、空港での検疫スタッフに自発的に申し出て検査や検疫措置に応じなければならない。同センターでは、心を一つにして力を合わせ、感染症を皆で防いでいこうと訴えている。