2025/08/04

Taiwan Today

政治

「入国までの14日間に疑わしい症状の人」が対象、水際での検疫措置を9日から強化

2020/11/05
中央感染症指揮センターが、インフルエンザの季節であること、各国の新型コロナ感染状況が依然厳しいことなどから、疑わしい症状のある入国者を対象に水際対策を強化する。(内政部サイトより)
中央感染症指揮センター(新型コロナウイルス対策本部に相当)が4日、インフルエンザが流行する秋から冬に入ること、ならびに各国における新型コロナウイルスの感染状況が依然として厳しいことなどから、疑わしい症状のある入国(入境)者は新型コロナ感染者であるリスクが相対的に高いとして、水際対策を強化することを明らかにした。こうした人は2度のPCR検査でいずれも陰性と判定されなければ、「防疫旅館」と呼ばれる民間のホテルや自宅に移動して14日間の自主隔離に入ることが認められない。
 
この水際対策の強化は9日から実施される。内容は以下のとおり。
 
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中央感染症指揮センターは、入国しようとする全ての人に対し、出発前(旅客機搭乗前)にスマートフォンで台湾の「入境検疫系統」(入国検疫システム)に自分の状況を申告するよう重ねて呼びかけた。入国までの14日間に発熱や咳、鼻水、鼻づまり、息切れ、下痢、嗅覚や味覚の異常、全身の倦怠感、四肢の無力感など新型コロナウイルスへの感染が疑われる症状が一つでもあった場合、それについてシステムのフォームに詳細に書き込むと共に、空港での検疫スタッフに自発的に申し出て検査や検疫措置に応じなければならない。同センターでは、心を一つにして力を合わせ、感染症を皆で防いでいこうと訴えている。
 
 

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