2025/06/09

Taiwan Today

政治

11/6より印・英・ミャンマーを除外、「新型コロナ重点高リスク国家」なくなる

2021/11/04
中央感染症指揮センターが3日、デルタ株封じ込めの経験を積んだとして、11/6より「重点高リスク国家」リストからインド、イギリス、ミャンマーを除外することを発表した。(衛生福利部疾病管制署のフェイスブックより)
中央感染症指揮センター(新型コロナウイルス対策本部)が3日、台湾では新型コロナウイルス・デルタ株封じ込めの経験を積んだとして、デルタ株を主な対象とした「重点高風険国家」(重点高リスク国家)リストからインド、イギリス、ミャンマーを除外することを発表した。11月6日零時(台湾到着時間)より、インド、イギリス、ミャンマーから台湾に入境(入国)する旅客については、「第3レベル流行地区からの来台旅客対象の検疫措置」に戻す。これにより「重点高リスク国家」に指定されている国はなくなった。
 
台湾では今年6月末、デルタ株への対応策として「重点高リスク国家」リストを打ち出し、実施後すでに4カ月以上が経過。「重点高リスク国家」からの入境者(入国者)には、空港や港湾から直接集中隔離施設(民間の「防疫旅館」は認められない)に移動しての14日間の隔離やその間の複数回の検査などが義務付けられた。10月31日までにこの措置の対象となったのは6,350名。デルタ株の感染者28名を見つけ出し、変異株の社会への流入を阻んだ。中央感染症指揮センターは今後も世界の感染状況を監視し、新たな変異株が台湾にとって深刻な脅威になりうると判断した場合、再び「重点高リスク国家」を指定して、特別な管制措置をとるとしている。
 
なお、「第3レベル流行地区からの来台旅客対象の検疫措置」では、台湾への出発前72時間以内に行ったPCR検査陰性証明、到着後に14日間滞在する「防疫旅館」(防疫ホテル)もしくは集中管理施設の事前の手配、到着後の唾液によるPCR検査、「防疫車両」での隔離場所への移動、検疫期間満了前のPCR検査、さらに隔離終了後の「自主健康管理」期間が終わる6日目から7日目の家庭用簡易検査キットによる検査などが義務付けられる。
 
 

ランキング

新着