内政部移民署（日本の出入国在留管理庁に相当、NIA）は、2020年3月21日までに入国し、その合法滞在日数が180日を超える外国人について、滞在有効期限を30日自動延長すると発表した。移民署での申請や手続きは不要。この特例措置は今回で17回目となる。
移民署によると、国境を越えた人的往来が感染症対策の抜け穴となることを回避し、市中の感染症対策の負荷を軽減するのが狙い。2020年3月21日までに入国し、その合法滞在日数が180日を超える外国人については、2020年7月17日から2021年10月7日までの期間、滞在有効期限を30日自動延長する特例措置を16回講じており、今回で17回目となる。
移民署はまた、この特例措置は中央感染症指揮センター(新型肺炎の対策本部)が新型コロナウイルスの感染拡大の現状について下した評価に基づくもので、適時検討・調整するとしている。