台湾が英アストラゼネカ社から購入した新型コロナウイルスワクチン約73.84万回分が21日午後1時44分、中華航空CI161便で韓国・インチョン空港から桃園国際空港(台湾北部・桃園市)に届けられた。ワクチンは通関作業を終えた後、指定の低温倉庫に運ばれた。
今回到着したワクチンはマルチドーズバイアル(10回接種分/1バイアル)で、摂氏2度から8度の環境で保存する。有効期限は2022年4月30日となっている。
台湾は昨年10月30日、英アストラゼネカ社の台湾法人である台湾阿斯特捷利康公司とワクチン1,000万回分の購入契約を交わした。そのうち台湾に到着したワクチンは今回で15回目、累計853万回分以上となった。内訳は以下のとおり。
3月3日11.7万回分、7月7日62.6万回分、7月15日56万回分、7月27日58.2万回分、8月12日52.4万回分、8月27日26.5万回分、8月31日59.5万回分、9月10日45.8万回分、9月17日64万回分、9月30日65.6万回分、10月13日136万回分、11月4日14.2万回分、11月6日59.4万回分、11月19日67.6万回分、12月21日73.84万回分。