2025/06/27

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「7日間の自主防疫」期間、2/7より症状が現れない限り抗原検査は不要に

2023/02/02
中央感染症指揮センターが1日、新型コロナウイルスの「自主防疫ガイドライン」のうち「自主防疫」期間中の抗原検査のタイミングに関する規定を7日より調整すると発表した。(衛生福利部疾病管制署サイトより)
中央感染症指揮センター(新型コロナウイルス対策本部)が1日、新型コロナウイルスの感染者は各国で減少傾向にあり、深刻な脅威をもたらす新たな変異株も見つかっていないとして、水際対策と市中での予防措置が徐々に緩和されていることに合わせ、「自主防疫ガイドライン」のうち抗原検査を行うタイミングに関する規定を今月7日より調整することを発表した。
 
現在、「7日間の自主防疫」の対象は入境(入国)した当日(D0)、もしくは「自主防疫」の初日(D1)、あるいは「接触者」(感染者と接触した人)とみなされた当日に抗原検査キットで検査を行うよう義務付けられている。また、「自主防疫」期間中に外出する必要がある場合、外出からさかのぼって2日以内に行った抗原検査で陰性だったことが必要になる。「自主防疫」対象者には政府が抗原検査キット4回分を提供する。
 
しかし中央感染症指揮センターはこのほど、国内外の感染動向と国内での医療資源を考慮、2月7日より「自主防疫ガイドライン」のうち検査のタイミングを調整し、「自主防疫」対象者は症状が現れたときにだけ家庭用抗原検査キットで検査を行い、「自主防疫」の場所で休養するよう改めた。また予防政策の調整に合わせ、入境(入国)者が受け取れる抗原検査キットの数も2月7日0時より(フライトスケジュールの到着時間を基準とする)、これまでの4回分から1回分に減らす。感染者の濃厚接触者に対する抗原検査キットも2月7日より(感染者の隔離が始まった日を基準とする)1回分に改める。

調整されるのは検査に関する部分であり、「自主防疫」期間中は「1人1室」で過ごすこと、外出の必要がある場合はマスクを常に着用すること、ソーシャルディスタンスを保つこと、重症リスクの高いグループ(高齢者、幼児など)との接触は避けること、医療機関や高齢者施設へ行くことは控え、必要な場合は当日の抗原検査の陰性証明を提示することなどが従来どおり求められる。
 
中央感染症指揮センターでは、すでに国内では家庭用抗原検査キットが広く流通し、在庫も充実しているとし、必要な人は薬局やコンビニエンスストアなどで購入するよう求めた。同センターではまた、人々が関連の防疫措置に従うと共に、一人ひとりが感染予防の習慣を続け、手指の衛生確保や咳をする際のマナーなど感染を防ぐ措置を徹底することで自身と他人を守り、国内の防疫と安全を維持するよう呼びかけた。
 
 

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