出生数は昨(2011)年、過去3年で最高の19万6,627人に回復したが、今年はさらに縁起のよいとされる辰(たつ)年に当たるため、伝統的な風習においては結婚や出産の好機と考えられている。内政部は政策のほかにも、こういった要因で出生数が安定成長していると分析している。
県・市別では、今年1~6月で最も出生数が多かったのは、新北市の1万8,999人、次いで台北市1万3,743人、台中市1万3,333人と続いた。年換算の粗出生率は、最も高かったのが新竹市で1.377、連江県1.350、金門県1.297が続いた。
中華民国(台湾)の戸籍に基づく最新人口統計データは、内政部戸政司のウェブサイトで公開している。http://www.ris.gov.tw/(中国語)にアクセスし、「人口資料庫/人口統計資料」をクリックすると各種の人口統計データを検索することができる。