政治
台湾では女性が男性より多く、人口性比は低下続ける
2014/08/01
内政部(日本の省レベルに相当)統計処は7月26日、今年6月末時点の人口構造分析を発表。それによると、6月末の時点で中華民国(台湾)に戸籍を登録している人は2339万人で前年同期比で0.8%増えた。男性は1168万5478人で全体の49.95%、女性は1170万6558人で同50.05%と、男性が女性より少ない。 中華民国の人口性比(女性100人に対する男性の数)は低下を続けている。主な原因は、男女の死亡率の違いと、近年、中国大陸や外国籍の女性配偶者で台湾に移り住む人が増えていること。 県・市別の人口では、台湾北部の新北市、台北市、新竹市、中部の台中市、中南部の嘉義市、南部の高雄市では男性が女性より少ない。その他の県・市はいずれも男性の方が多くなっている。