2025/04/26

Taiwan Today

文化・社会

台湾本島、南北で温度差20度

2017/02/24
大陸性寒気団の影響で、23日には台湾本島最北端の富貴角では正午に摂氏12度を記録。一方で台湾南部・屏東県の春日郷では摂氏32度を観測した。台湾の南北で気温差が20度という珍しい現象に。(交通部中央気象局サイトより)
大陸性寒気団が南下しつつある影響で、台湾北部では23日の日中、気温が徐々に下がり、台湾本島最北端の富貴角では正午に摂氏12度を記録。一方で南部・台南市の玉井区と高雄市の内門区は摂氏31度、屏東県の春日郷では摂氏32度を観測した。
 
午後2時には温度差がさらに拡大。富貴角では10度に近づく一方で高雄市美濃区では33度近くに上昇した。交通部中央気象局(日本の気象庁に相当)のデータによると、富貴角は午後2時に10.8度、高雄市美濃区は32.7度だった。
 
中央気象局は、台湾北部と北東部の宜蘭県における24日の日中最高気温は17度から18度と予想。台湾中部、並びに東部の花蓮県、南東部の台東県でもやや涼しくなり、最高気温は約22度から25度に。中南部の嘉義県以南で寒気団の影響が出るのは比較的遅く、日中最高気温は26度から30度となるものの、夜には台湾全土で気温が下がる。24日の夜、中部以北は13度から15度程度になるという。
 
2月28日の「和平紀念日」に伴う25日から28日までの4連休期間中の天気について中央気象局は、25日(土曜日)から27日(月曜日)までは引き続き大陸性寒気団の影響で、中部以北及び北東部では一日中湿った、寒い日になると予想。最低気温は12度から14度。特に25日には北西部の苗栗県以北及び北部の基隆市の海沿いでは10度前後まで下がる恐れがある。25日の北部ではさらに大気中の水蒸気が多く、局地的な大雨が降る可能性もある。水蒸気は27日には若干減るとみられる。
 
28日から3月1日(水曜日)になると大陸性寒気団が幾分弱まるため、気温はやや上昇するものの、台湾北部はなお寒い日に。中部と南部は、日中は快適ながら朝晩は若干冷える天気となる。
 

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