2025/05/13

Taiwan Today

文化・社会

「都市すなわち教室」-2017年「町に出て中国語を学ぼう」活動がスタート

2017/03/16
台湾に来て中国語を学ぶ学生たちが対象の「町に出て中国語を学ぼう」は今年、台北市の2エリアを拠点に、文化と日常生活に触れながら中国語を身につけられるプログラムを実施する。(「走読城市学華語」フェイスブックより)
「中国語を学ぶなら台湾で」は教育部(日本の文科省に類似)が近年、中国語教育の発展を推進する重点政策の一つ。全世界及び台湾で中国語を学ぶ学生たちに対し、台湾の多元的な文化の特色、並びに日常生活を通じて中国語を学ぶというユニークな学習方法をアピールするため、教育部は2016年から台湾創意経済促進会(略称:ACE)と協力し、「走読城市学華語(町に出て中国語を学ぼう)」というプログラムを計画、実施してきた。台湾の魅力に満ちた生活の価値と文化的クリエイティビティの体験をセールスポイントに、台湾に来て中国語を学ぶ学生たちを教室から解き放ち、街角や日常生活の中で自然に中国語を身につけられるようにしている。
 
今年のプログラムは、台湾北部・台北市において新旧の台北の姿を兼ね備えている「中山・双連」と木陰をゆっくり散歩するイメージの「民生社区(民生コミュニティ)」の2エリアを拠点とする。2017年3月29日から5月末まで、「都市すなわち教室」、「私の第三空間」、「有名人と友達に」の三つを軸に様々な授業を用意、学生たちを地元の人たちしか知らない穴場的なコースに連れて行くことで、言語学習を台湾の身近な生活に触れられるものとする。
 
また、台湾の文化産業において成功している人物とも結びつける。これらの人物には、展示スペース「双方芸廊(Double Square Gallary)」の創設者である胡朝聖さん、台湾オリジナルの良質なインストゥルメンタル音楽などで知られる「風潮音楽国際株式会社(WIND MUSIC International Corporation)」の創業者の楊錦聡さん、生活雑貨の「森林島嶼」で店長を務める陳暐玲さん、活字メーカー「日星鋳字行」の主人の張介冠さん、私立中国文化大学(台北市)景観学研究所(大学院)の郭瓊瑩所長などが含まれる。展示品などを観賞し、これら有名人に直接話を聞き、実際の生活で学んだことを応用してみることで、中国語を学ぶ学生たちに、台湾における細やかで豊かな文化的クリエイティビティを感じてもらうということ。
 
申し込みは、「走読城市学華語」フェイスブック(https://zh-tw.facebook.com/learnMandarin.edu/)を通して、あるいはLINE(@zhx9436o)で行うとのこと。
 
 

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