台湾の男子陸上選手、陳傑選手が4月30日、台湾北部・台北市で行われた陸上競技大会、アジアグランプリの男子400mハードルに出場、49秒67の好記録で金メダルを獲得した。アジアグランプリはアジア陸上連盟(AAA)が主催するトップクラスの大会で、台北大会は4月30日に台北陸上競技場で開催された。陳選手が優勝した他、同じく台湾の余嘉軒選手も50秒45で2位となり、二人はいずれもアジア陸上競技選手権大会(6月、インド・ランチー)への出場資格である50秒50の条件をクリアした。
一方、男子やり投げでも台湾の黄士峰選手が80メートル77、鄭兆村選手が79メートル93でそれぞれ金メダルと銀メダルを獲得した。鄭選手は1投目で79メートル37、2投目で79メートル93をマーク。その後は記録を伸ばせず、最終的な成績は79メートル93だった。黄選手は1投目が77メートル62、2投目で79メートル60を記録。その後3回の試技ではいずれも2投目の記録を上回ることができなかったが、最後の6投目でこの日最長の80メートル77をマークして優勝した。