米航空宇宙局(NASA)主催のソフトウエア開発イベント「NASA Space Apps Challenge」で、台湾のチームのSpace Barがベストコンセプト賞に選ばれた。蔡英文総統は17日、ツイッターを通じて、賞獲得を祝賀すると共に、彼らの活躍を誇りに思うと書き込んだ。
ソフトウエア関連のプロジェクトイベントは、ハッカソンと呼ばれ、NASA主催のハッカソンは世界でも最大規模を誇り、世界で同時に開催される。台湾では、米国の対台湾窓口機関・米国在台湾協会(AIT)、 科技部(日本の文部科学省に類似)、経済部(日本の経産省に相当)工業局、台北市資訊局、国立台湾大学などによって開催された。
今年のNASA主催のハッカソンは、世界187都市の2万5,140人が参加した。提出された2017のアプリケーションの激しい競争の中から、台湾チーム、Space Barは頭角を現した。
Space Barが獲得したのはベストコンセプト賞だ。参加者は、NASAが提供するオープンデータを利用して、土石流に関するデータを解析できるアプリケーションを開発した。一般の人はこのアプリを通じて防災管理人員らにその観察などのデータをシェアすることができる。
台北のハッカソンで2位に選ばれたMagic Conchもベストデータマネジメント賞にエントリーされた5チームに入った。
そのほか、CCIT-crazy Topは、台北で人気賞を獲得後、世界からのインターネット投票による決戦に進み、ベスト20に輝いた。
ベストコンセプト賞を獲得したSpace Barのメンバーは、宋元堯さん、毛弘仁さん、陳凱風さん、蘇宥宸さん、呂佳軒さんの5人。