国際学校スポーツ連盟(ISF)が隔年開催する13~18歳を対象にしたバドミントンの世界大会「2018年ワールド・スクール・チャンピョンシップ(WSC)」は24日、インドのプネーで最終試合を行った。台湾代表チームは前大会と同じく、金メダル3個、銀メダル1個を獲得した。
この大会は、国対抗と学校対抗でそれぞれ男女の試合が行われる。いずれも5ゲーム制の団体戦。台湾は、台湾で開催された2014年の大会で過去最多の金メダル4個を獲得し、初の「完全制覇」を成し遂げたことがある。今年は学校対抗で男女ともに金メダルを獲得。学校対抗で男女ともに台湾が金メダルを獲得するのは、これで4大会連続となった。
国対抗の男子の試合では、台湾は国立竹山高級中学(=高校。台湾中部・南投県)、台北市立松山高級中学(台湾北部・台北市)、国立新豊高級中学(台湾南部・台南市)、高雄市立新荘高級中学(台湾南部・高雄市)の4校の代表選手がチームを結成。アラブ首長国連邦、ブラジル、フランス、インドAチーム、インドBチーム、中国大陸と戦い、6戦全勝で金メダルを獲得した。
4連覇を目指す女子は、金メダルをかけて中国大陸の代表チームと戦った。4ゲーム目までは双方同点だったが、最終ゲームで高雄市立高雄高級中学のキャプテン、蔡欣蓓選手が1ゲーム落として敗北。4連覇達成はならず、銀メダルとなった。
バドミントンのワールド・スクール・チャンピョンシップに、台湾はこれまで9大会出場してきた。これまでの成績は金メダル18個、銀メダル13個、銅メダル1個で、他の参加国・地域をリードしている。2位は中国大陸の金メダル14個、銀メダル11個、銅メダル4個。