台湾の飲食文化から着想を得た短編アニメ『FOOD超人』（FOOD MAN）が、今年行われたイタリアの映画賞「Oniros Film Awards」動画部門にアジアから唯一、ノミネートされたほか、米国の短編映画賞「Southern Shorts Awards」動画部門で大賞を受賞するなど、海外で高い評価を受けている。
『FOOD超人』は台湾の出版業者である風車図書出版有限公司のオリジナルキャラクターをアニメ化したもの。登場キャラクターはすべて台湾特有の食べ物がベースになっている。第１シーズンは１話当たり約10分間で、環境、科学、食の安全、道徳教育、生活マメ知識などをテーマにしたストーリーが繰り広げられる。
中国大陸の動画配信サイト「愛奇芸（アイチーイー）」で20日に配信され、最初の１週間で第2話まで公開。すでに動画再生回数120万回を突破している。制作チームは現在、第2シーズンまで完成させている。各話10分、全52話の予定。