世界最高峰のピアノメーカー、米スタインウェイ&サンズ社が主催する国際ピアノコンクール、スタインウェイ・ユース・ピアノ・コンペティションの「第4回アジア・パシフィック大会」が7日に開催され、台湾代表の石易臻さん(11歳)が優勝した。
「第4回アジア・パシフィック大会」は、台湾では初めての開催。スタインウェイピアノの台湾総代理店の功学社(K.H.S. Musical Instruments Co)音楽センターが主催し、台湾北部・新北市の蘆洲功學社音楽ホールで行われた。台湾のほか、シンガポール、ベトナム、フィリピン、インドネシア、タイ、韓国、マレーシアの計8カ国・地域から各1名の代表が参加し、演奏を披露した。参加者の年齢は11歳から17歳。
8名による高レベルの熱演が繰り広げられた結果、台湾北部・台北市大安区古亭国民小学(小学校)に通う、出場者最年少11歳で台湾代表の石易臻さんが見事優勝を勝ち取った。2位は韓国代表のKim Hanulさん(17歳)、3位はシンガポール代表の孟伊瑞雪さん(Meng YiRuiXue Jessie、11歳)がそれぞれ選ばれた。
アジア・パシフィック大会の優勝者、石易臻さんは、ドイツで開催されるインターナショナル・スタインウェイ・フェスティバルに出演することができる。