2025/06/17

Taiwan Today

文化・社会

アジア競技大会、台湾のメダルは金8、銀11、銅14に

2018/08/27
インドネシアのジャカルタで行われている第18回アジア競技大会での台湾のメダル獲得数は、26日の試合終了時点で金メダル8個、銀メダル11個、銅メダル14個となった。写真左上は空手女子組手55キロ級で金メダルを獲得した文姿云選手(中央社提供)。右上は体操の男子鉄棒で金メダルを獲得した唐嘉鴻選手(中央社提供)。写真下はカヌーの男子トラディショナルボート500メートルで金メダルを獲得した台湾代表選手たち。(黄椿霆コーチ提供、自由時報)
インドネシアのジャカルタで行われている第18回アジア競技大会は24日、体操の種目別決勝が行われ、唐嘉鴻選手が男子鉄棒で金メダルを獲得した。26日には空手女子組手55キロ級で文姿云選手が、カヌーの男子トラディショナルボート500メートルでは台湾代表チームがそれぞれ金メダルを獲得。26日の試合終了時点で、台湾のメダル数は金メダル8個、銀メダル11個、銅メダル14個となった。同大会に参加する45カ国・地域における順位は第8位。
 
24日に行われた体操種目別決勝の男子鉄棒では、唐嘉鴻選手が14.725点を出し、台湾にとって今大会6個目となる金メダルを手に入れた。同種目で台湾の選手が金メダルを獲得するのは初めての快挙。技の難度を示すDスコアは6.000点、技の完成度の指標であるEスコアは8.725点で、合計14.725点をマークした。
 
体操の台湾代表選手を指導する林育信コーチはかつて「台湾の体操選手は鉄棒が苦手だと世界中から見なされていたが、自分はそう思わない。国際舞台でメダルを狙える鉄棒選手を育てたい」と話していた。その言葉どおり、指導した選手が同種目で初めての金メダルを台湾にもたらした。今大会、体操競技で台湾は金メダル2個、銀メダル1個、銅メダル1個を獲得した。
 
26日に行われた空手女子組手55キロ級の決勝では、世界ランキング1位の文姿云選手が4試合連続で勝って決勝に進み、最後は4-0でイランのTaravat Khaksar選手を破り、2大会連続の金メダルとなった。アジア競技大会での女子バンタム級連覇は史上初となる。
 
同じ日に行われたカヌーの男子トラディショナルボート(=ドラゴンボート)500mの決勝では、台湾代表チームが前半の250メートル地点でリードを奪い、最後まで中国やインドネシアの追随を許さず、2分11秒691のタイムで金メダルを勝ち取った。
 
このほか、24日に行われた女子ソフトボール決勝は、日本に敗れて銀メダルに終わった。アジア競技大会の女子ソフトボールの過去の成績は、銀メダル4個、銅メダル4個となった。
 
テニス競技では、25日に女子ダブルスの決勝が行われ、台湾の詹詠然(チャン・ユンジャンまたはラティシャ・チャン)選手と詹皓晴(チャン・ハオチン)選手の姉妹ペアが、中国の選手に敗れて銀メダルとなった。
 
今大会から正式種目に加わったトランプゲームの一種、コントラクトブリッジ競技は24日、超混合団体の準決勝が行われた。超混合団体には林蔭宇選手、蘇皓沂選手、劉佩華選手、陳瀅守選手、王紹宇選手、劉名謙選手が出場。準決勝第1ラウンドのスコアは26.33で3位、第2ラウンドは66.22で2位につけたが、最終スコアは92.33で四強止まりとなった。決勝には進めず、インドネシアと同列で銅メダルとなった。
 

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