ジャカルタで開催中のアジア競技大会で台湾の勢いは止まらない。大会第11日の28日、バドミントン女子シングルス決勝では、世界ランキング1位の台湾の戴資穎(タイ・ツーイン)選手がインドのシンドゥ・プサルラ(Pusarla V. Sindhu)選手に勝利し、同大会のバドミントンでは台湾初となる金メダルを手にした。
またバドミントン男子シングルス決勝では、台湾の周天成選手がインドネシアのジョナサン・クリスティー(Jonatan Christie)選手に1-2で敗れ、惜しくも銀メダルとなった。
そのほか陸上では、男子の110メートル障害での台湾記録保持者、陳奎儒選手が同種目決勝戦に進出、13秒39で銀メダルを獲得した。同種目の台湾選手のメダル獲得は、1970年バンコク大会に出場した李忠平選手以来48年ぶりとなる。
さらに、アーチェリーの女子コンパウンド団体、卓球男子団体、格闘技クラッシュの男子66キロ級で詹皓程選手が、それぞれ銅メダルを獲得した。
28日に台湾勢が獲得したメダルは金メダル1個、銀メダル2個、銅メダル3個。これまでに獲得した台湾の累計メダル数は、金メダル13個、銀メダル14個、銅メダル20個となり、メダル獲得数は参加している45か国・地域中で6位となった。