インドネシアのジャカルタとパレンバンで行われている第18回アジア競技大会のソフトテニス混合ダブルスで、中華民国(台湾)の余凱文選手と鄭竹玲選手の男女ペアが優勝。30日に行われた決勝戦は、余凱文選手が試合開始直後から「足がつる寸前」となったことで苦しい戦いとなった。しかし、余選手は強靭な意志と優れた戦術で最後まで持ちこたえ、金メダルという最高の結果に。
また、柔道女子57㎏級では連珍羚選手が3位決定戦に出場、カザフスタンのSevara Nishanbayeva選手に「技あり」2つの「合わせて一本」で勝ち、銅メダルを獲得した。柔道の組み手争いでは手で相手の襟や袖をつかむ。小指と薬指、中指で相手の柔道着を握り、さらに親指と人差し指で柔道着を引っかけて相手の動きをコントロールしたり、攻撃したりする。3位決定戦での連珍羚選手は組み手争いで十分優位に立てなかったが、それでも試合開始から43秒、「内股」で相手を倒して「技あり」。さらに1分18秒にも固技の「三角絞め」で「技あり」。「技あり」2つで「合わせて一本」の勝利に。
この他にも自転車のトラック女子3,000m個人パシュートで黄亭茵選手が銅メダル。黄選手は3分45秒449でインドネシアの選手を破った。さらにレスリング・クラッシュ女子78㎏級でも楊憲慈選手が銅メダルを獲得し、中華民国(台湾)の獲得メダルは金メダル14個、銀メダル17個、銅メダル24個に。今回参加している45の国と地域のうち7位となっている。