イギリスの高等教育専門誌「タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)」は2日、2019年「アジア大学ランキング」を発表した。台湾からは、昨年より1校多い32校がランクインした。台湾で最も順位が高かったのは国立台湾大学で第25位だった。
THEは今年、アジア27カ国・地域の400を超える大学を対象にランキングを作成した。これは昨年の350校を大きく上回る。教育力、研究力、研究の影響力(論文の引用数)、国際性、産業界からの収入の5領域、13項目を評価基準とし、格付けを行った。
国立台湾大学のランキングは昨年の26位から1ランク上げて25位となった。一方、国立清華大学は23位下げて59位に、私立中国医薬大学は12位上げて60位に、国立台湾科技大学は19位下げて61位となった。100位以内にはほかに私立台北医学大学(64位)、国立交通大学(69位)、国立成功大学(78位)、国立師範大学(93位)がランクインした。
なお、1位は中国・北京の清華大学、2位はシンガポール国立大学だった。