2025/05/28

Taiwan Today

文化・社会

綱引きの世界ジュニア選手権、台湾がオープン競技の女子480キロ級で優勝

2019/09/06
アイルランドで開催中のアウトドア世界U-23&ジュニア綱引き選手権大会で、景美女子高校と三星国民中学による台湾の代表チーム(写真)が、女子ジュニアの480キロ級(オープン競技)で優勝。(中華民国拔河運動協会のフェイスブックより)
アイルランドで行われている綱引きの国際大会、2019年アウトドア世界U-23&ジュニア綱引き選手権大会(World U23 and Junior Outdoor Tug Of War Championships)で5日、台北市立景美女子高級中学(=高校、台湾北部・台北市)と宜蘭県立三星国民中学(=中学、同北東部・宜蘭県)とで組織した台湾の代表チームが、女子ジュニアの480キロ級(オープン競技)で金メダルを獲得した。決勝戦では南アフリカをセットカウント2-0で撃破。台湾の代表チームは5戦全勝、さらに1セットも落とさないという完全優勝だった。
 
今年の代表チームは出発から紆余曲折、まず台湾から香港までのフライトが4時間近く遅れ、オランダのアムステルダムに到着してからは現地でのストライキに巻き込まれてさらに遅延が生じた。ようやくアイルランドにたどり着いたものの、今度は連日の大雨で、選手たちは室内での準備を強いられたという。
 
一方、桃園市立寿山高級中等学校(=高校、台湾北部)の生徒からなる男子ジュニアのチームは予選初戦でドイツと1-1で引き分けたが、7試合戦った結果、無事4強入り。準決勝ではしかしスイスに0-2で敗れ、優勝への道は閉ざされた。しかし3位決定戦で再びドイツと対戦した選手たちは気落ちしたそぶりは見せずに2-0で快勝し、しっかりと銅メダルを手にした。桃園市立寿山高級中等学校の綱引き部は発足10年で、台湾の男子ジュニア界の常勝軍団。
 
今年のアウトドア世界U-23&ジュニア綱引き選手権大会はアウトドア欧州綱引き選手権(European Senior Outdoor Tug Of War Championships)と合同で開催されている。5日はオープン参加の試合で、オープン参加ではなく強豪のそろうアウトドア世界綱引き選手権大会は最終日前と最終日の2日間で実施される。
 
 
 

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