台北流行音楽センター（Taipei Music Center）の黄韻玲董事長（=会長）は11日午後に行われた台北市（台湾北部）議会の施政方針質疑で、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた台北流行音楽センターの開幕式を9月5日に開催することを明らかにした。但し、新型コロナウイルスの影響で出演する歌手のスケジュールが確定していないため、当日の出演者は7月以降に公表するとしている。
10年前に建設計画が持ち上がり、台北市南港区市民大道八段99号に建設されていた台北流行音楽センターは、今年4月に完成した。当初は今年6月に開幕式を実施する予定だったが、新型コロナウイルスの影響を受けて延期となっていた。
黄韻玲董事長によると、台北流行音楽センターは8月に負荷試験を実施し、9月5日に開幕式を行う。出演歌手については現在も調整中。さまざまな世代の音楽を結びつけるスタイルの開幕式にしたいと考えているという。また、最寄駅の台北メトロ（MRT）ブルーライン昆陽駅からは徒歩約7分であることから、公共交通機関を利用するよう呼び掛けを強化するとしている。